上田市議会議員 土屋勝浩の挑戦!

上田市を良くしようと立ち上がった熱血議員が思いの丈をぶつけます。

政治には興味がない・・・なんて言わないで、共に行動をおこしてみませんか?

そこからきっと私たちの暮しは変わり始めます!


《土屋勝浩の近況》


 皆さんこんにちは。上田市議会議長の土屋勝浩です。
今開催されております令和4年上田市議会3月定例会をもちまして、私の議長としての役割も終了となります。思い起こせば議長に就任してからの2年間はまさにコロナとの戦いと共にあったそんな2年間でもありました。

本来なら皆様に議長就任をお披露目すべく大々的に祝賀会を行うところでありましたが、未だ開催は叶わず、お祭りや姉妹都市交流といった楽しい行事も何ひとつありませんでした。ただ、新庁舎改築により新しい議長室の最初の住人となれたことは、大変な名誉であると感じています。


 市議会もコロナ禍により外部に向けた活動の多くが制限をされ、大変難しい運営を強いられて参りましたが、その分徹底して議会改革に取り組むことができ、いくつかの成果も上げることができました。
そのひとつが議会へのタブレットの導入です。これは世の中のデジタル化・ICT化の流れに合わせたものでありますが、同時にそれを扱う議員の資質も大きく向上させることが出来ました。今では70歳を超える議員も普通にタブレットを使いこなしながら、将来のスマートシティについて語り合っています。

 また、昨年9月議会からは本会議のインターネット中継も開始しました。これは市民への情報発信力を高めることで、議会の存在をより身近に感じていただくことが狙いです。今までは議場で傍聴するか自宅のケーブルテレビでご覧いただくかしか方法はありませんでしたが、これからいつでもどこでもインターネットが使える環境があれば気軽に議会中継をご覧いただくことが出来ます。皆さんも、お手持ちのスマートフォン等でぜひお試しいただきたいと思います。


 更に、昨年の12月定例会では県内市町村議会では初となる議員提案による政策提言条例を制定することができました。つまり、議会が持つ「条例を作る」という権能を県内で初めて実践してみせたことになります。内容は「人生100年時代をより良く生きる健康づくり条例」というものでありますが、皆さんのご家族やご友人にも大いに関係があることですので、ぜひ今後の市の施策に協力していただきたいと思います。政策提言条例にチャレンジしたことで、市政の監視と牽制だけやっていればいいんだという古い議会の体質から政策作りに関与する質の高い議会へと大きく変わっていくきっかけになれたと感じております。


 以上、私の議長就任からの近況をお話しさせていただきました。議会改革については終わりのない作業となりますが、私の代である程度の方向性を示せたと思います。後は、その流れをどう生かし定着させていくかが課題となります。議長としての任期は終わりますが、今度は側面から議会改革を支えて参りたいと思います。